ザンビア活動報告 芦田様から

活動報告(ザンビアより芦田様から)
◎1月20日報告
・巡回診療  ニャンカンガ地区
同行者:Mr.Muleta, Ms.Prisca Tembo, Ms. Chilbulika, Mr.Sibanda
患者数:136人   主な症状: 下痢、せき、頭痛。 
  マラリア検査約100人、陽性19人。
水溜りが増えてきているので、次回は件数が増えるかもしれない。
重症ケース: 特になし
道路状況: アクセスは可能だが、状況は非常に悪い。
・車両整備
ボックス3141:①5000キロ毎の整備を実施予定。オイル・燃料フィルター、エアクリーナー交換予 
定、②Tie rod endの交換が必要。コストは約1000クワチャ。念のため、交換した部品を見せて
もらって悪い部分を確認する予定です。 ③ノーマルのヘッドライトの角度が近すぎるので、変
えたいとのこと。
エレファント582:①鍵のプログラミングをトヨタに依頼し、21日に車と鍵を預けたが、22日金曜日
中には完了せず。本日25日にトヨタに連絡予定。
*井戸の水質検査
  20日の診療の際に、ムワンタヤ、ニャンカンガ両地域の水の収集を行った。ムワンタヤ分は、住
民がチペンビヘルスセンターまで持ってきてくれたそうです。

◎1月27日報告
・巡回診療   ルアノ地区
同行者:Mr.Muleta, Ms. Chilbulika, Mr.Sibanda, Nelly from Chipenbi HC
(ンゴンベHC職員は葬儀のため不参加)
患者数:80人 (雨のため少なかったとのこと)
主な症状: 下痢、せき。 
・下痢については、近所に井戸が無い住民が、川の水などを利用する際に煮沸等の対策を取っ
ていないようだ、とのこと。
・マラリア検査約80人、陽性5人。蚊帳を使用する住民が増えている印象。
重症ケース: なし。 以前も診察した歯科患者につき、腫れがひどくなっていたため、ルサカ(親類宅)まで搬送。その後、28日にルサカで治療を受けた。
道路状況: 非常に悪い。チペンビ~ルアノ間は、乾季と比較してプラス1時間(片道3時間)。
27日は、往路にボックスのファンベルトが切れ、バッテリーの充電が出来なくなったため、
ゆっくりとしか走れず。チペンビまでは2台で、それ以降は、エレファントを先行させた。
結局、ボックス(スルさん)は、午前2時にルサカ着。翌28日はお休みとした。
・車両整備
ボックス3141:先週お知らせした3点は完了。ファンベルト交換、 ②排気管を石でこすってしまい、
亀裂が入っているので、溶接が必要。③バッテリーが座するフレームが壊れているので、修理
が必要。合計1,000クワチャを要する予定。
エレファント582:鍵のプログラミングは、25日に完了。スペアも使えること、確認済み。
①バルブ交換2点(フロントライト、フォグランプ)
*井戸の水質検査
先週の情報の訂正ですが、ムワンタヤはもう1箇所採取が必要だがそれは届けてもらえなかったので
来週採取予定。来週木曜日にGanzuへもって行く予定とのこと。ただ、UNZAへ直接持ち込んで検
査したほうが早いということでしょうか。その方がよろしければご指示ください。

*施設建設
①ルアノ: 屋根もついて、建設はほぼ完了しましたとの報告あり。
②ニャンカンガ:「申し送り 巡回診療 10」のとおり、窓ガラス4枚と窓枠1枚の購入依頼がありました。加えて、ドア3枚の購入依頼も来ています。スルさんによると、グリルドア(鉄格子)はあるが、木のドアは無いそうです。1枚300クワチャ程度とのこと。窓などとあわせて計2,000クワチャ程度。
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◎2月3日報告
 このところ雨の日が多かったのですが、久しぶりに晴天です。ただ、道路状況が悪い場合は無理しないように、と伝えてあります。
・巡回診療  ムワンタヤ地区
同行者:ムレタさん、 スツンベコさん、チブリカさん、シバンダさん
患者数:160人   主な症状: せき、下痢。
下痢については、診療前のヘルストークの際に、川の水などを利用する際には煮沸等の対策を取
る必要性について強調した。
マラリア検査84人、陽性14人。
重症ケース: マラリアによる患者一名。搬送の必要は無いと判断したとのこと。
道路状況: 今回は乾燥しており、悪くなかった。
・車両整備
 ボックス3141: 先週お知らせした3点は完了。新規は特に無し。
エレファント582: バルブ交換2点を行ったが、フォグランプ(左)についてはまた切れてしまっ
たため、電気系統の問題を疑う必要あり。テンボ氏によると、フォグランプそのものはそれほど
重要ではないため、乾季になってからチェックを行うつもりとのこと。
*井戸の水質検査
ムワンタヤは3日に採取。残念ながら、昨日よりUNZAは学生デモのため近づけないので、明日5日ニャンカンガ2基の収集に行き、一緒に明日UNZAへ届ける予定。
*施設建設(ニャンカンガのドア)
他の地区は自分たちで作っていたのですが、作るためには住民による資金的な協力が必要になるので、その点でニャンカンガは難色を示しているようです。明日ニャンカンガへ行く際に井戸管理委員でもある村長さんと話してみるとのこと。