井戸修理　シェレニ村

シェレニ村の人から「水が出ない。たぶん、パイプに穴があいている。あと、チェーンも切れてしまった」と連絡がありました。

2024年5月17日、テクニシャンと現場へ。確かに、チェーンがぶちっと切れています。「グリースをぬっていたら、破損は避けられる」とテクニシャンからコミュニティの人に、井戸の管理の一つとして伝えられました。

錆がひどく、ボルトとナットを外すのもパイプを外すのもひと苦労。上から2本目と5本目のパイプに穴があいていました。

パイプとロッドを4本、シリンダーヘッドのゴムパッキンとチェーンを交換。

ポンプして、最初に出た水は黒色。「ひゃ～きたない。水が黒いよ」と言う人もいました。ポンプし続け、しばらくしたら透明のきれいな水になり、みんな笑顔。手を洗って、顔の汗をぬぐって、水をごくごく飲んで、作業終了。

到着時、誰もいませんでしたが、続々と近隣の男性がやってきて、11名が作業に参加してくれました。井戸の囲いは修復中。水溝など周辺整備は引き続き、コミュニティの人によって行われます。

・井戸修理の様子　さび付いていてなかなか外れません

・錆びたパイプとロッド

・切れたチェーン

・学校帰りの子どもたちも、しばし作業を見守りました

・きれいな水がでるようになりました。