サッカー大会を開催しました
29事業年の活動計画の一つである保健衛生啓発、若い男性を対象とした性病予防を促すためのサッカー大会を開催しました。
ルアノ、ニャンカンガ地区では梅毒などの性病が多く、またHIV/AIDS感染している人も多いので、若い人々、特に男性のHIV/AIDSの検査を勧めるために、今年はそれぞれの地区でサッカー大会を企画しました。
まずムレタさん、シバンダさんがHIV/AIDSの検査の必要性や、巡回診療ではいつでも検査できることなどを説明しました。それぞれ4チームをつくり、トーナメント方式で15分2回の30分で試合を行いました。1位のチームには小さなトロフィーとサッカーボールを、2位のチームにはサッカボールを、競技参加者全員に、Go for VCT (エイズ検査に行きなさい)と背中に印刷されたTシャツを配りました。若い人を中心に多くの人々が集まり大盛況でした。
しかし、競技参加者が多くとても費用のかかる活動でした。今後のHIV/AIDS検査の動向をみて、また競技参加者が男性ばかりでしたので、今後女性を参加させるにはどうしたらいいのかなどについて検討したうえで今後の計画を立てる必要があると考えています。
ルアノ地区 :HIV・エイズ検査10人、うち2名陽性、3名に性感染症あり
ニャンカンガ地区:HIV・エイズ検査7人、陽性なし