8月の現地活動報告

皆様いかがお過ごしでしょうか。
ORMZニュース第121号の記事に間に合わなかったため、ザンビアでの活動状況をご報告いたします。

7月下旬からザンビアでは新型コロナ感染者数が 1000人以下となり、8月になると500人を切ることもあり、またサンダラやリテタ地区などから薬剤が足りないと連絡がありました。
そのため8月から十分に注意して、巡回診療を再開することとしました。

8月 5日 ルアノ地区  患者数  54名 マラリア陽性患者数 5名
8月11日 サンダラ地区 患者数  63名 マラリア陽性患者数 7名
8月18日 リテタ地区  患者数 106名 マラリア陽性患者数 13名

マラリア患者はどの地区でも減少しているようです。リテタ地区では、早産疑いの7か月の妊婦がいて、チョングエ郡病院に紹介する予定でしたが、急にお産が始まり、助産師のチブリカさんが無事に出産させ、母子ともにチョングエ郡病院に送ったとのことでした。
サンダラ地区は2020年1月3日以来 リテタ地区は2019年12月18日以来の診療でした。
2人の新しい準医師も診療に同行されました。
いろいろと制約の多い中、ザンビアのスタッフは診療以外に、薬剤の購入、診療の準備・片付け、車の整備などとがんばっています。
特に薬の値段が上がりたいへんですが、みなさまからの寄付金で活動に必要な薬剤の購入ができています。
心からお礼申し上げます。

今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

コロナ発生数