講演会が開催されました

1月22日、宮崎大学の学生さんを対象に、「ザンビアの辺地医療活動」と題して講演を行いました。
・基礎教育科目「暮らしをみつめる」講義の40 名、「現代社会とコミュニケーション」、家庭科学生 14 名の他、JICA ザンビア経験者2 名含む院生、留学生達が参加しました。

以下に学生さん達の感想をご紹介します。

・ザンビアの国の医療状況について垣間見れた。医学部の講義でアフリカについて学ぶ機会があったが、やはり厳しい状況にあるなという感想をもった。
アフリカ周辺ではマラリアも流行しているし、水の保管も大変だし、診療以前の苦労もあって大変だなと思った。医学部に将来アフリカで働きたいという人もいるが、生半可な気持ちでは無理だと思う。正直私自身も助けたいとは思うが、現地に行くと考えると恐ろしさや不安を感じる。日本にいても寄付ないし様々な援助はできると思うので将来的にはアフリカの医療状況についてもいろいろ考えてみようと思った。
今回は山元先生という実際に現地で働いている医師の講話を拝聴させていただいてとてもためになった。感謝申し上げます。

・最初にザンビアと日本との生活の違さに驚きました。日本では、当たり前のように水が出るので想像できませんでした。しかし、ザンビアに住んでいる人々は様々な工夫をして自分たちの暮らしを送っていて文化や過ごし方が全く違うなと感じました。そのような日本とは全く異国な場所に行って医療活動をするという山元先生の行動力がすごいなと思いました。話を聞いたらボランティアという感じが大きいなと思ったので、ザンビアの人々にとってもすごい大きな支援だと思いました。周りの人々を思いやる気持ちはどこに行っても変わらないと知ったので、自分にできることから行動しようと感じた。

・貴重なお話をありがとうございました。過酷な土地や状況のお話がたくさんありましたが、それでも医療活動を続けていこうとする先生の志、お気持ちにとても感動しました。先生の活動が広く知られて、安定して続けられるようになってほしいと思いました。一学生に何ができるのかは分かりませんが、今日のお話を忘れずにいたいと思います。教育学部であるので、現地の教育のことが気になったのですが、エイズなどについて、医療や病気についての教育がどの程度されているのか疑問に思いました。教育支援の手は多少あるとは思いますが、世界は広く行き届いていない場所がたくさんあると思います。

・水が手に入りにくい、交通が不便などの状況で診療を行うところは尊敬します。自分が将来医師になったとき、どこでどう医療をするのかの参考になったと思います。ザンビアでもモールがあるのが衝撃的でした。アフリカとなると勝手な先入観を持っていました。実際に自分の目で見たり体験したりしないとわからないことが多いのだなと痛感しました。

20190122 山元先生講演会

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